ロシアの市場調査会社の「アフトスタット(АВТОСТАТ)」が今年半ば時点でのロシアにおける輸入乗用車登録台数の状況を発表しています。それによると、2020年7月1日時点で、ロシアで登録されている乗用車の合計台数の38%に当たる1,700万台が輸入車だそうです。
その輸入車の半数以上に当たる700万台が日本製、次いで360万台がドイツ製、韓国製と英国製が約110万台とことです。その他の国で100万台を超えている国はないとのこと。最近は中国製が増えていると聞いていたのですが、まだ登録車総数に占めるシェアはそれほど多くなさそうです。
メーカー別では、輸入乗用車の20%、360万台がトヨタ、160万台が日産、100万台が三菱で、次いで83万台がフォルクスワーゲンとなっています。
ブランド別ではトヨタカローラが71万台、次いで大宇のネクシアが42万台、3位がフォルクスワーゲンのパサートで34万台となっています。
以前に発表されていた、2019年末時点での登録車データからかなりブレがあるのでどの程度正確なデータなのかよく分かりませんが、全体的な順位や比率は似たような数字なので、傾向として日本車、特にトヨタが優位にあるということには変わりはなさそうです(中古車が非常に多いと思われますが)。