ロシア産の世界最大のピンクダイヤにサザビーズで史上最高値

ロシアのダイヤ大手アルロサ(Алроса)が発見し、加工した世界最大のピンクダイヤ「薔薇の精(При́зрак Ро́зы)」に、サザビーズでこの種のもののオークションでは過去最高の2,660万ドルの値が付いたと話題になっています。

このピンクダイヤは、2017年にアルロサ所有のエベリャフ鉱山(サハ共和国)で発見された27.85カラットの原石をアルロサがカットしたものであり、加工後は14.83カラットとなっています。名前は、伝説的な同名のバレエ「薔薇の精(Le Spectre de la rose)」から採用されたと言われています。

世界で過去10年で売りに出された10カラット以上のピンクダイヤは約10個だそうですが、そのうちの1つとなります。宝石鑑別・鑑定のGemological Institute of Americaは、このダイヤは「Fancy Vivid Purple-Pink」に分類され、同機関が過去に鑑定した同種のダイヤでは最大のものであり、内部は非の打ち所がなく、研磨、シンメトリーとも極めて良好であるとしています。

落札者は匿名を望んでおり、オークションには電話で参加したとのことです。しかし、世界各国の金融緩和のおかげか、株式や資産の価格はコロナウイルスの影響も受けずに上がり続けているようですね。

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