ロシアのボロディン下院議長によると、ロシア下院議員の少なくとも5人に1人が新型コロナウイルスに感染しているようです。ロシア下院(Государственная дума)は450人の議員から構成されますが、91人が感染しそのうち38人が入院、1人は集中治療室に入っているようです。
感染者の1人はロシアのワクチンSputnikVの臨床試験の参加者のようですが、本人はおそらくプラセボを投与されたのではないかと話しているようです。ただし、プラセボだったかどうかは治験終了後でないと分からないとのこと。
ロシアの議員では今までに1人の議員が9月にCovid-19で亡くなっています。ボロディン下院議長は直接プーチン大統領に通知したようですが、プーチン大統領は検査と2週間の隔離を済ませた者以外には直接会うのを避けているとされており、この会見自体も異例のものとなりました。
ロシア下院はコロナ感染対策として、先月から一部オンラインに移行しているとのことです。